初心者なりにアジングを頑張ってみた!
どうもKSGです。最近僕のホームでは全然青物が釣れずアジが調子いいようなので夕方アジングをしてきました。
というわけで午後5時半頃にホーム到着。すでに2組の方がアジングをやってます。
僕も準備して早速スタート!
アジングを始めたのは去年の秋の終わり頃なので、正直ど素人です笑。なので何をしたらいいのかいまいちわからない(ー ー;)
とりあえずジグヘッドはソアレのドラグヘッドの1.3g、ワームはサーティーフォーのキメラベイトのたくあんをセット。
まずはアジのいる層を探らなければならないので5秒、10秒、15秒、、、というようにカウントをとって上から順に探っていきます。
というわけで5秒ずつ、30秒のところまで一通り探ってみましたがなんの反応もありません。
まあまだ明るいのでもう少し薄暗くなってきてからが本番だと思います。
というわけで気長に探っているとカウント25のところでアタリが!!
すかさず合わせると見事フッキング!
慎重に寄せてくると、、
やった!アジだ!
しかも結構いいサイズです。尺近くあります。
しかし、無事に寄せてきて抜き上げようとしたところ、、ポチャン、、、
フックが外れてしまいました(T . T)
気を取り直してさっきと同じ25のカウントを探ります。
するとまたすぐにアタリが!さっきと同じくらいのサイズです!
しかしまたしても寄せてくる途中で痛恨のバラシ、、
うーん悔しい、、
何がいけないんでしょうか?合わせが早い?ジグヘッドが悪い?初心者にはよくわかりません、、
そのあとアタリが全然なくなり日が沈んでだんだん暗くなってきました。
そして日が沈んでから10分後くらいでしょうか。両サイドでやっていたアジングの人たちにアジがヒットしました。
お、また回ってきたか!?と思いやる気が出てきましたが、、、何故か僕にはヒットしません。
ヒットどころかアタリすらありません。
なんでなんだろう、、、周りと自分の違いがいまいちわかりません。
タックルは結構ちゃんと揃えたので問題ないはず。となるとレンジが違うのか?
そこでまた5カウントから探り直すことに。
するといきなりコンというアジのアタリが!
どうやら日が沈んでアジが浮いてきていたようです。
しかし、なかなかのらない、、(ー ー;)
毎投アタリがあるのになかなかのりません。
そして5投目くらいでようやくフッキング出来ました!
慎重に寄せて見事にキャッチ。サイズは少し落ちて25センチくらいです。ようやくアジを手にすることができました!
そしてそのあとも毎投必ずアタリがあるのですがサイズが小さいのか中々フッキングしてくれません。
なんとかフッキングさせてもだんだんサイズか小さくなってきて20センチくらいのしかかかりません。
次第にアタリも遠のいてきたので夜の8時くらいに納竿。
結局5匹しか釣れませんでした。
血抜きしてる時に1匹脱走しました笑。
正直もう少し釣りたかったのですが、今回の釣行で少しコツを掴んだので次回リベンジしたいと思います!
アジングはいかにアジのいる場所を見つけられるかが重要だと思います。今日のようにアジのいるタナが変わるということが分かったので次回に生かしたいと思います。
帰ってからいつものように熟成させようと思ったのですが、、どうしてもアジが食べたくなり我慢できませんでした笑。
というわけで、、、
アジのユッケです!
アジをぶつ切りにしてごま油と醤油を垂らすだけなので超簡単でおすすめです!
味の方はというとそりゃもう最高!
やっぱりアジは美味しいですね!熟成させていないのにこんなに美味しいということは熟成させればもっと美味しくなるということでしょう。
次回はもっとたくさん釣って熟成させたいと思います笑。
それではまた!!
究極の血抜きをして熟成させたサワラ(サゴシ)の食べ比べ+5日間熟成させたアイナメを刺身で食べてみた!!
皆さんこんにちは!長いGWがついに終わってしまいましたね(>_<)
今度は8月に9連休だとかなんとかってちょっと話題になってますよね。まあ僕はどうせ夏休みなので意味ないんですが笑。
それはさておき、先日釣ったアイナメとサゴシを究極の血抜きをして熟成させたものを食べてみたのでその時の感想を書きたいと思います!サゴシは2、3、4日間熟成させたものを食べ比べしてみました!!
サゴシを熟成させた時の記事はこちら↓
目次
①2日間熟成させたサゴシを食べてみた
まず、5日目のアイナメと3日目のサゴシを食べる前に先に2日間熟成させたサゴシを食べたのでまずはそちらの感想を。
サワラは皮が柔らかいので皮は取らずに表面を炙って食べます。今回釣ったのはサワラより小さいサゴシですが同様に炙って食べました。
味はというと、、、
うまい!!!!
熟成させたので旨味が増していてとても美味しいです!しかも究極の血抜きを行なったのでサゴシ独特のあの臭みが全くありません!!
また、お気づきの方もいると思いますがただの炙りだけじゃなくてマヨネーズをかけて炙ってみたのもあります。寿司屋だとサーモンにマヨネーズをのっけて炙ってるものがよくありますがそれのサゴシバージョンです。
このマヨ炙りがまた美味しい!
春に釣ったサゴシはあまり脂が乗っていないのですが、マヨネーズの油とサゴシの脂が合わさってあたかもすごく脂の乗っている身を食べているかのようですごく美味しいんです!
多分サゴシ苦手な方って結構いるんじゃないでしょうか?
究極の血抜きくらいしっかり血を抜いて熟成させればまるで別の魚のように美味しくなるので是非やってもらいたいです。
②5日間熟成させたアイナメと3日間熟成させたサゴシを食べてみた
さて次の日の5月5日、いよいよ5日目のアイナメと3日目のサゴシを食します!
ちなみにアイナメを釣ったのが4月30日、サゴシを釣ったのが5月2日です。
一番左にあるのがアイナメです。あまり盛り付けが上手くなくてごめんなさい🙇♂️
さて、お味の方は、、、
何これ!?めっちゃうまい!!!
まずサゴシは前日に食べた2日目のサゴシより美味しくなってます。熟成させた期間が1日長い分、旨味もさらに増しています。
そして1番美味しかったのはアイナメ!
こちらのアイナメは5日間熟成させたのに身に弾力があって歯ごたえがしっかりしています!さらに結構脂ものっていてめちゃめちゃ美味しいです!
やばい、語彙力がなくて美味いってしか言えない笑。
5日間も熟成させたのにこれだけ弾力があるということは釣ったその日に食べたら固すぎてあまり美味しく感じないんじゃないでしょうか?
コリコリした食感が好きという人もいるかもしれませんが私は熟成させて身が少し柔らかくなってる方が好きですね。旨味も増しますし。だってあのコリコリって死後硬直して固くなってるだけですからね。皆さん腹筋に力入れてみてください。そのカチカチになった状態の筋肉を食べてるのと同じですからね。
あとこのアイナメ、半分を刺身にしたんですけどもう半分はなめろうにしました。なめろうと言えばアジですがアイナメでやったなめろうもめちゃめちゃ美味しかったです!写真撮るの忘れちゃいました笑。
③4日間熟成させたサゴシを食べてみた
さて、また次の日の5月6日、今度は4日間熟成させたサゴシを食べてみます。
このサゴシ、究極の血抜きが少し上手くいかなかったようで中骨の下の太い血管のところに血が残っていました。そのせいか身がだいぶ柔らかくなっていて血合いが茶色く変色していました。ですので血合いの部分だけ取り除くことにしました。
さて、お味はというと、、
うん!美味い!
味に関しては前日に食べた3日目のサゴシより美味しくなっています!
ただ、身が柔らかくなり過ぎている気がします。やはり血が完全に抜けていなかったからでしょうか?少し残念です。やっぱり血抜きって大事なんだと改めて思いました。
④まとめ
さて、いかがだったでしょうか?今回はサゴシを2.3.4日間熟成させたものをそれぞれ食べ比べしたり、5日間熟成させたアイナメ食べてみたりしました。
アイナメも熟成の期間によって味や食感がどのように変わるのか検証してみたかったのですが1匹しかなかったので出来ませんでした、、(>_<)
サゴシは熟成させる期間が長いほど旨味が増していって味は美味しくなりました。しかし、期間が長いほど徐々に身が柔らかくなっていって4日目では柔らかくなり過ぎな感じでした。
究極の血抜きが失敗してしまったのもありますが、もともとサゴシは身が柔らかい魚なので長い期間熟成させるのには向かないのかもしれません。魚によって適切な熟成期間は変わるのでその見極めが重要ですね!
今回も少し長くなってしまいましたが、これからも熟成の魅力を皆さんにお伝えしていけたらなと思います(^^)
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
それではまた!
家庭でも出来る!究極の血抜きでサゴシの熟成!!
皆さんこんにちは!KSGです。昨日はGW最終日!釣りに行った人も沢山いるでしょう笑。僕はというと、、見事に寝坊しました!笑。
というわけで今日は先日釣ったサゴシを熟成させたのでそのやり方を紹介しようと思います!
その前に、釣った魚を熟成ってどういうこと??すぐに食べないと傷むんじゃないの??という方はこちらの記事をどうぞ。
そうです!実は釣ったその日に食べるよりも数日間寝かせた方が美味しくなるんです!!
しかし、きちんと処理をしないとお腹を壊してしまうかもしれないので注意が必要です。かく言う私も以前に一度だけ4日間熟成させたアジを食べてお腹を壊しました、、笑。熟成させる前にきちんと適切な処理をしないとうまく熟成させることができないので気を付けましょう。私は魚を釣った後は「究極の血抜き」という方法を用いています。究極の血抜きとは漁師の津本光弘さんが考案した血抜きの方法のことです。
さて、前置きがちょっと長くなってしまいましたが早速先日釣ったサゴシを使ってやり方を説明していきたいと思います。
①釣った直後の処理
まず、魚を熟成させるにあたり気をつけなければいけないのが釣った後の処理です。
サワラは泳ぎ続けないと死んでしまう魚です。マグロは有名な話ですが他にもカツオやサバといった魚も泳ぎ続けないと死んでしまいます。要はサバ科の魚は泳ぎ続けないと死んでしまうわけです。(マグロもサバ科ですよ!)
そのためサゴシは釣ったあとストリンガーにつけて海中に沈めてもすぐに弱って死んでしまうのでできれば釣ったら直ぐに締めて血抜きをします。アジやブリなどはサバ科の魚と違って止まっていても呼吸ができるのである程度生きていますがやはりできるだけ早く締めた方がいいでしょう。
血を抜く時はストリンガーにつけて海に沈めておけばOKです。津本さんの動画ではバケツの中で魚をフリフリさせていますが、サゴシやイナダといった青物を釣っている時はそんなことをしていると群れが去ってしまいます。
もちろん美味しく食べるには動画のようにやった方が血は抜けますが、私は美味しく食べることも大事ですが釣ることも大事なので、脳天を突いて締めてエラを切るだけにしてます。最低でも締めてエラを切るぐらいはしましょう。慣れれば10秒で出来ることです。余裕がある人は神経締めもやるとより美味しく食べられます。堤防の上に放置なんてことは絶対にしないでください!
そして重要なのが内臓とエラは取り除かないことです。よく魚を釣った後、エラと内臓を取ってから持ち帰る人がいますが、そうするとこの後で究極の血抜きができなくなります。血抜きをしてすぐにクーラーボックスへ移せばそんな簡単には傷まないのでエラや内臓はそのままにしておきましょう。サバ折りもしないでください。
②血抜きが終わったら
5分〜10分ほど海中につけたら直ぐにクーラーボックスに移しましょう。特にサバやサゴシはアニサキスが高確率でいます。アニサキスは普段は内臓にいて鮮度が落ちてくると身に移ります。あまり長く海中に沈めておくのはやめましょう。私はいつも2匹目を釣ったらストリンガーにかけるついでに1匹目をクーラーボックスに移します。
③家に到着したら
帰宅したら直ぐに津本式の究極の血抜きをします。ちょうどサワラで実践している動画があったので貼っておきます。
動画では専用の器具を使って尾の切り口から神経と血を抜いていますが私はその器具を持っていないので代わりに100円ショップで買った注射器を使っています笑。
化粧品コーナーに売っています。
実際のところかなり使いづらいので別にわざわざ買ってまでやらなくてもいいと思います笑。
ホースはホームセンターに行けば売っています。1メートルもあれば十分でしょう。このホースを使った血抜きこそが究極の血抜きです。
まず魚の尾の付け根を切り、エラにホースが入るくらいの切れ目を入れます。釣った直後に血抜きのためにエラを切った人はそのままでいいです。そしたらホースを魚のエラに差し込んで血を抜きます。ホースの先端を魚の血合いの部分に当てるように差し込むと動画のように尾の切り口から水が出ます。
④究極の血抜きが終わったら
究極の血抜きが終わったらエラと内臓を取り除きます。包丁だとやりずらい場合はキッチンバサミを使って構いません。一応アニサキスがいないか確認しましょう。クーラーボックスで冷やしていれば身の内部まで侵入することはほぼありません。肛門の周りにいることが多いので念入りにチェックしましょう。
そして、何気に重要なのがエラと内臓を取り除いたら、下の写真のように魚を縦にして置いておくということです。
なぜこうするかというと、先ほど究極の血抜きを行った際、魚の内部には水が溜まっています。このまま熟成させてしまうと身がべちょべちょになってしまいます。写真を見てもらえばわかる通り結構水が溜まってます。この作業、かなり重要ですのでお忘れなく!!
20分ほど置いといたらあとはキッチンペーパーと新聞紙でくるんで終わりです。
このようにお腹のところには少し多めにキッチンペーパーを詰めておきましょう。そしたらキッチンペーパーで魚全体をくるみ、そのあと新聞紙でくるんで適当な袋に入れます。穴が開いてなければスーパーのレジ袋でも大丈夫です。
最後にできるだけ空気を抜いておきましょう。空気に触れると菌が繁殖してしまいます。完全にとまでは言いませんができるだけ抜いておきましょう。
あとは冷蔵庫に入れて保管します。チルド室があればそちらの方がいいでしょう。
以上、今回はサゴシを使って究極の血抜きを実践してみました。思ったより長くなってしまって申し訳ないですm(__)m
本当はホースを使って血を抜いているところの写真も載せたかったのですが私、一人暮らしでして、作業をしつつ写真を撮るということができませんでした、、、。ですのでそちらは上にある動画をご覧ください。
少し難しいかもしれませんが慣れれば意外と簡単です。ホースさえあれば誰でもできるので!何度も挑戦しておいしい魚を食べてください!
最後に、熟成に関しては正しい知識を持ってきちんとした処理を行ってからやりましょう。YouTubeで究極の血抜きと検索するとたくさんの動画が出てきます。
今回の記事ではなるべく丁寧に書いたつもりですが、もしかしたら伝えきれていなかったこともあるかもしれません。熟成に挑戦する前にたくさん動画を見て勉強することをお勧めします。
一度熟成させた魚を食べるともう普通の刺身は食べられなくなります笑。皆さんも是非挑戦してみてください!!
質問があればコメント、またはお問い合わせで気軽にどうぞ(^^)
それではまた!!
令和初釣行は新潟県の上越でサゴシ爆釣!!
皆さんこんにちは!先日の5月2日、年号が令和に変わって初の釣りに行ってきました!
今回は Twitterで知り合った方にお誘いいただき、人生初の上越での釣りです!
最近上越は激アツですよね!直江津ハッピーでは毎日のようにブリやランカーシーバスがあがっていて私も1度上越で釣りしたいと思っておりました。誘っていただき本当に感謝です(^^)
そんなわけで今回は青物狙いでショアジギング、あわよくばブリを狙いたいと思います!
さて、この日は直江津ハッピーは終日閉鎖だったので別の場所ですが釣り場へ到着すると結構な数の車が止まっています。ちょっと遅かったかな?と思いましたが何とか先端の割と近くに入ることができました。
早速準備しますがこの時点で既に雨が降り始めています…なんか前回も雨の中釣りした気が…
若干明るくなり始めた頃釣りスタート。まずはネットで買った安い60gのメタルジグから。このメタルジグ 、8個入りで2500円くらいでしかもアシストフックとトリプルフックが付いてくるのでおすすめです。
水深は5〜6メートルくらいでしょうか。いつものように底をとって10回ほどしゃくってからまた底まで落とすというのを繰り返します。
しかしなんの反応もありません…
どうやら周りでも全然釣れていない様子。さらに明るくなってから風が強くなってきました。
雨は弱まってきましたが、なんの反応も無いので既に心が折れかかっています…
ここで場所を移動することに。
少し離れた釣り場へ移動すると先行者がたった今サゴシを釣り上げています!
お!これは釣れそう!
今度はメタルアディクトという40gのメタルジグを投げます。このメタルジグ、左右非対称でスプーンのような形をしていてただ巻きでも泳いでくれるし、フォールの時にピラッピラッと落ちて魚を誘ってくれます。しかもサイズが40gとは思えないくらいコンパクトなのも特徴です。
横風が強いのでキャストしたらスプールを少し抑えて糸の放出を抑えます。こうすることで風でラインが一気に出てしまうのを防ぐことができます。
そんなわけでただ巻きしつつアクションを加えたり、巻く速さを変えたり、しゃくってみたりしますが、、何故か反応がない!
こうしている間にも右端にいる人はまた1匹釣っています。なんでこっちには来ないんだ!?
ジグを通すレンジを変えたりアクションを変えたりして探ってみますが一向に反応がありません。
時間だけが過ぎていき、気づけば9時を過ぎています。
ここで場所を移動することに。一番最初にやった場所へ戻ることにします。
そして釣り場に到着すると、、あれ!?サゴシをストリンガーにぶら下げた人が帰ってる!!
しかも1人じゃありません。何人かの人がそれぞれ10匹近くぶら下げてちょうど帰っていきます。
そして堤防に着くと至る所で海中にストリンガーが沈められています。
あれ?これって、、もしかしてやっちゃった??
どうやら私たちが移動した後にサゴシがバンバン釣れたようです、、
マジかー、移動しなきゃよかった、、( ´Д`)y━・~~
結構帰っている人がいることからもう群れが去ってしまったのか、、と半分諦めつつ朝やった時と同じ先端近くで取り敢えずジャッカルのビッグバッカースライドスティックの40gを投げてみます。
一投目、少し斜めにキャストしてしまったので急いで回収していると、、、
ゴンっ
いきなりバイトが!!この引きからしてこれはサゴシ!!
よっしゃー!!まだ群れは残っていたようです!
すると右側にいた人にもヒット!と思ったら左にいた人にもヒット!どうやらまた群れが回ってきたようです!
急いでルアーを外し、再びキャストします。着水してすぐに高速でただ巻きしますが、、今度はなかなかヒットしません。周りではバンバンサゴシが上がっているのに自分だけ後が続かなくて少し焦ってきました。
ここでルアーチェンジ。次はピンテールのサゴシチューンを投げてみます。このルアー、サゴシ専用に設計されたミノーで高速ただ巻き用となっていますがゆっくり巻いても結構ちゃんと泳いでくれます。
ルアーを変えて一投目、中くらいのスピードでただ巻きをしていると
ゴンっ
きたきたー!ようやく私にも2匹目がヒットしました!
ここからはもうお祭り状態でした。毎投あたりがあって一度バレてもまたすぐに食ってきます。少し食いが渋くなってもただ巻きからストップ&ゴーに変えるとまたすぐにバイトが連発するようになりました。
どうやらあまり速く巻きすぎると食ってこないようで1秒間にハンドル2回転くらいのスピードがちょうどいいようでした。そして、ただ巻くよりもりハンドル2回転したら一瞬止めて、また2回転したら一瞬止めてというストップ&ゴーが一番反応が良かったです。
そしてちょっと意外だったのがこの日はミノー系にしか反応しなかったということです。一生懸命ジグをしゃくってる人はほとんど釣れてませんでした。
正直サゴシなんで適当にジグ投げて巻いてれば釣れると思っていたのですがどうやらサゴシにもパターンが存在するようです。
そんなわけでほんの1時間ちょっとの間で同行した方と合わせて20匹近く釣り上げました。
私はバイトしても乗らなかったり、途中でバラしたりしてトータル7匹でした。途中でバラしたりしてなければ余裕で20匹は超えていたと思います笑。
どうやら私の使っているロッドが結構硬いことが原因のようです。ロッドが硬いせいでバイトしても弾いたり、フックが外れたりしてしまったようです。
途中そのことに気づいてドラグをゆるゆるにして食い込みやすくしてみたところ、食い込みは良くなりましたが魚を寄せるためにドラグを締めると途中でバレたりしてしまい結局ダメでした。サゴシの場合少し柔らかめのショアジギロッドかシーバスロッドの方が良いのかもしれません。
周りではまだまだ釣れていたけど、正直サゴシをそんなにいっぱい釣ってもクーラーに入らないし食べきれないのでちょっと休憩することに。この後夕まずめにブリを狙うために備えます笑。
しかし、お昼を過ぎた頃から風向きが変わり、波も高くなって私たちがさっきまで釣りをしていた場所まで波が被るようになりました。場所を移動しようかとも思いましたがどこも人がいっぱいで今から私たちが入る場所はもう無さそう、、
それにサゴシをたくさん釣って正直満足してしまっていたのでこの日はこれで納竿しました。
今日は初めて上越で釣りをしましたが、上越のポテンシャルに改めて驚かされました。あんなにサゴシを釣ったのは初めてです笑。
それに、今まで結構適当にやってきたショアジギングに対して考えを改めるきっかけにもなりました。サゴシにもパターンがあるということを学ぶことができました笑。今回連れて行ってくださった同行者の方に感謝です(^^)ありがとうございました!!
さて、家に帰ったら大量のサゴシを処理しなければなりません笑。もちろん究極の血抜きをして全部熟成させます。きちんと処理すれば傷みやすいサゴシでも熟成できます。食べるのは3日後くらいでしょうか。その時はまた記事に書きたいと思います!
それでは次回もお楽しみに!!
平成最後にまさかの大物が!!
皆さんGWどのようにお過ごしでしょうか??
僕は色々と予定が変わってGW中に結構釣りにいけそうです(^^)
さて、そんなわけで今朝は平成最後の日ということもあって雨の中頑張って行ってきました!
場所は新潟市内の某漁港。到着すると案の定誰もいません。それもそのはず、この日は雨で風速5メートルと釣りをするには中々厳しい条件です。
そんなわけで1人寂しく釣りスタート。
結構風が吹いていて追い風なのでジグヘッドは1.3gでワームはサーティーフォーのオービーからスタート。
がしかし、追い風のせいでラインが風にあおられてワームが浮いてしまいます。
そこで今度はジグヘッドを1.8gにチェンジ。
するといい感じで風とジグヘッドの重さがつり合ってレンジキープできるようになりました!
釣りを続けているとここでコンッと当たりが!!すかさずあわせますが、、なんか引きがアジと違う(・・;)
釣れたのは15センチくらいのカサゴ。いや、釣りたいのは君じゃないんだよ!
この後も色々ワームを変えて釣りを続けますがなんの反応もありません。ちょうど薄暗くなってきたところで隣に投げサビキのおじさんがやってきました。こんな雨の中よく来るなぁ笑。
辺りが完全に明るくなって、全然釣れない理由が判明。
こんなに濁ってました(T . T)
10センチ下も見えません…
道理で全然反応が無いわけだ。てか、よくワーム見つけられたなあのカサゴ。
隣の投げサビキ爺さんも全く釣れてません。サビキで釣れないならもうどうしようも無いなぁと諦めかけていたその時!
ゴンっ
と強烈なあたりが!!
でもなんかアジとは違うグンっグンっグンっという引き。一瞬とてつもなくでかいフグかな?と思いましたが、フグにしてはやたら走る。
なんだろうと思って寄せてくるとちらっと姿が見えました。
アイナメじゃん!!
しかも相当でかいです!やべ、どうしよう、タモ用意してない!
テトラに潜られないようにしつつラインが切れないようにドラグをこまめに調節します。
すると隣でやってたおじさんが手伝いに来てくれました。
タモを用意してなかったので水汲みバケツですくってもらうことに。
なんとか魚を誘導して見事、バケツで救うことに成功!!
41センチありました!!いやーよくアジングタックルであげたな笑。
隣のおじさんに感謝です笑。
その後は雨も風も強くなってきたし、サビキのおじさんも全然釣れてないので撤収することに。
帰ったらもちろん、すぐさま究極の血抜きをやり熟成させます笑。食べるのは5日後くらいでしょうか。
今日は平成最後の日、アジは釣れなかったけど平成の最後に大物を釣ることができて満足です!!
熟成させたイワシの食べ比べ!
皆さんこんにちは!KSGです!
先日釣ったマイワシですが、3つに分けて熟成し、それぞれ1.2.3日熟成させて食べ比べてみたのでそれについて書こうと思います(^^)
4月25日、まずは1日熟成させたイワシを食します。
1日目は普通に刺身にして食べました(^^)ちょうど死後硬直がとけて身が柔らかくなってます。すごく美味しかったです。
ただ、今回刺身にした個体は大きさが15センチくらいの小さいやつだったので身が少し崩れやすくなってました。やはり小さい魚は熟成させるのには向かないようです。
次の日の26日、つまり昨日ですね。2日間熟成させたイワシを食べてみます。
ここでちょっと問題が。こちらも前日に食べたイワシと同じ15センチくらいの小さいイワシだったんですがだいぶ身が柔らかくなってました。ちょっと柔らかすぎて刺身で食べるのは無理そうだったので大葉とチーズを挟んでカリッと揚げてみました。
味の方は、、、なにこれ!めっちゃうまい!!
2日間熟成させただけあって旨味が増していてすごく美味しかったです!あっという間になくなってしまいました笑。
そして次の日、今日は3日間熟成させたイワシを食べます。
正直、ちょっと心配でした。なぜかというと昨日食べた2日間熟成させたイワシがちょっと柔らかくなりすぎていたからです。
まあ昨日食べたイワシは結構小さかったのでしょうがないのですが今日食べるイワシは26センチあった1番大きいやつなのできっと大丈夫だと信じて捌いてみます。
すると、、、
よかった!身がしっかりしてる!やっぱりある程度大きい魚の方が熟成には適してるようです(^^)
というわけでお刺身にして食べることにしました。写真を見てわかる通り、3日間熟成させても血合いが赤いままです。(血合いは傷みやすく、傷んでくると茶色くなります)
お味の方は、、、
美味い!!え、ちょっと待って!?イワシってこんなに美味しかったの??
1日熟成させたイワシの刺身も十分美味しかったのですが、今回食べた3日間熟成したイワシは、1日熟成イワシを数匹分濃縮させたかのような味と香りの強さです。また、1番大きい個体なだけあって脂が結構乗ってます。イワシがこんなに美味しいものだとは知りませんでした笑。熟成ってすごい!
さて、今回は3日間に渡って熟成させたイワシを食べ比べてみましたが、やっぱり今日食べた3日間熟成させたイワシが1番美味しかったです。
思ってたよりも身がしっかりしていたし、血合いもまだ赤かったのでまだ熟成できそうでした。今度釣った時は4日、5日くらい熟成させてみたですね!
熟成させると本当に美味しくなります。まるで別の魚なんじゃないかってくらい変わります。皆さんも是非やってみてください!
それではまた!
なぜかエサに反応しないイワシ
こんにちは!KSGです。しばらく釣りに行けないと思ったのですが昨日の夜急遽予定が変わって行けるようになったので夜に釣りに行ってきました。
狙うはイワシ。最近港内にマイワシの群れが入ってるようでしかもサイズかいいようなのでサビキで狙います。
夕方6時、釣り場に着いて常夜灯の下のポイントへ。新潟エリアの6号をセットして早速エサをまいてみます、、、が!肝心のイワシが全く寄ってきません(ー ー;)
かわりに
多分ボラだと思うんですけどこいつらが沢山います。
しかしこいつら、撒き餌に反応して寄ってきてるのではなく、港内をゆっくり回遊している感じです。てか、撒き餌まくとその音でびっくりして逃げてきます…
もともとこの漁港の港内は水深が浅く、豆アジくらいしか釣れません。外海が荒れるとたまに普段いない魚が入ってくるのですが…イワシはもう外海に帰ってしまったのか…
しかもここで雨が降ってくる…
完全に日が暮れて真っ暗になり、イワシがいない+雨でもうメンタルがやられてた頃、何やらさっきとは違う魚が泳いでる!これはもしや!!
やった!!ようやく本命のイワシが釣れました!!
どうやら暗くなって常夜灯の効果が出始めてからこの場所に集まってきたようです。
よし、この調子でどんどん釣るぞ!っと思っていたのですが何故か後が続きません。
しかもこのイワシ、どうやら撒き餌によってきたわけではなく、ただ港内を回遊していてたまたまここを通りかかっただけのようです。餌をまいてもそれに反応せず、しばらくするとまたどこかへ行ってしまいます。
そしてまた回遊してきても、全然餌に反応せず、サビキの針にも全く反応しません。
うーん、雨降ってるから活性が低いのかなぁ。
試しに針を今度はピンクスキンの3号に変えてみます、、、が、こちらも全く反応なし(ー ー;)
これだけイワシが沢山泳いでるのに全く釣れない…
今度は針をハゲ皮の3号に変えてみます。
すると、ようやく釣れました!ハゲ皮がいいのか??と思いこの後も続けますがやはり後が続かない…
その後も単発でポツポツ釣りながら夜の11時頃まで粘りますが結局この日は6匹しか釣れませんでした。
1番上の大きいやつは26センチありました!
サビキってもっといっぱい釣れるイメージなんですけどね…今日はイワシの活性が低かったんでしょうか…?
さて、帰宅後は先日お話ししたように究極の血抜きを行い熟成させます。今日は夜遅く、もう眠かったので詳しいやり方はまた今度紹介させていただきます。
こんな感じで冷蔵庫に保管します。食べた時の感想も記事に書こうと思うので是非見てください!!
それではまた!
釣り人必携!波の向きまでわかる天気アプリ「Windy」
皆さんこんにちは!KSGです。
もう少しで待ちに待ったGWですね!10連休中は皆さん必ず釣りをするかと思います笑。中には普段なかなかいけない釣り場や離島へ遠征に行くという方も多い事でしょう。
そこで気になるのが天気ですよね。特に釣り人にとって重要なのが風と波の予報。風向きや風速、波の高さは皆さん必ずチェックするかと思います。
そこでおすすめなのが「Windy」という無料のアプリです。
皆さんこんな経験ありませんか?
「波の高さが予報では0.5メートルなのに実際に釣り場に到着したらすごく荒れていた」
「予報では1.5メートルだったから釣りに行くのをやめたのに実際は全然荒れていなかったらしい」
こんな経験をしたこと皆さん一度はあるんじゃないでしょうか。
私はよくあります。何度y○hoo!の天気予報に騙されたことか!
どうして予報と実際の海の状況が違うのかというと波には周期があるからなんです。
波の周期とは1番高いところから次に1番高くなるところまでにかかる時間のことです。
手書きなので雑ですがお許しください笑
波の高さが同じでもこの周期が違えば海の荒れ具合が変わってくるのです。
具体的には、周期が短ければ短いほど海は穏やかで周期が長ければ長いほどうねりがあって荒れています。
つまり、海が荒れているかどうかというのは波の高さ+波の周期によって決まるのです。そのため、釣りに行く際は波の高さだけでなく周期も確認しないといけません。
そこで便利なのが「Windy」というアプリです。
このアプリでわかることは主に次の
・天気
・気温
・風速
・風向き
・波の高さ
・波の周期
・波の向き
・海水温
などなど釣りに行く上で役に立つ情報は全てこのアプリだけでわかります。
他にも色々なことがわかりますが色々ありすぎるので上記にある情報の見方を説明したいと思います。
まずアプリをインストールして開くとこんな画面が表示されます。
こんな感じで風がどっちの方向に吹いているかがわかります。これだと広すぎるので拡大してみましょう。
試しに新潟市にある新潟東港を見てみることにしました笑。今はどうやら北から風が吹いているようですね。風速が知りたい時は画面の適当な場所をタップします。
するとこんな感じで風速が出てきます。
しかし何やら見慣れない単位ですね。
「ここ」と印がついた場所をタップしてみてください。
するとこんな感じになります。そのまま下に移動すると
こんな風に画面の真ん中くらいにある設定の部分が出てきます。ここの設定で単位を変えましょう。m/sがよく皆さんが目にする単位だと思います。
また、お気づきかもしれませんが先ほど出てきたこの画面から風だけじゃなく気温や雨雲、波などの情報が見れます。それでは今度は波を見てみましょう。波のところをタップしてみてください。
そうするとこんな感じで波の高さと周期が出てきます。波の高さの下に書いてある間隔というのが周期のことです。ある波から次の波が来るまでの時間が表示されています。
僕はぶっちゃけこれしか見ません笑。この周期が1番大事な情報ですので。
先ほども説明した通り、この周期が長ければ長いほどうねりがあります。つまり海が荒れているわけです。上の画像によるとこの日は3秒ですね。超ベタ凪状態です。例えばこれが7秒くらいだと結構荒れている状態となります。台風が通過した後だと13秒とかなってます笑。
一応基準を書いておくので参考にしてください。ちなみに単位のsは秒のことです。
・〜3s…ベタ凪
・4〜5s…少しうねりがある。テトラからの釣りはちょっと危ないかも
・6〜7s…結構うねりがある。足場の高い堤防なら大丈夫。
・8s以上…かなり荒れてます。湾内の波が穏やかな場所で釣りをしましょう。
これはあくまで僕の近所の海を基準にした場合です。水深によっても変わりますし、狙う魚によっても変わります。ヒラスズキを狙うなら多少荒れてサラシが出てるくらいの方がいいでしょうし。
ご自身の釣り場で自分の基準を見つけてみてください。
また波の向きも結構重要です。
ここは僕がいつも釣りをしている場所なのですが、この日の波の周期が5sだったとしましょう。上の画像のような波の向きだった場合はここで釣りをすることが可能です。
しかし、
逆に波の向きがこのような日は同じく周期が5sでもここで釣りをすることはできません。テトラに波が被って危険な状態になるからです。
このように、波の向きによっても釣りができるかできないかが変わる釣り場もあります。何回か釣りに行って自分がよく釣りをする場所はどんな波の周期や方向だと釣りが出来ないのか判断できるようになりましょう。
以上長ったらしく説明してきましたが、まとめると海の荒れ具合は波の高さだけでなく周期と方向にもよるから、釣りに行く前は波の高さ+周期+方向を確認する必要があるということ、そのためには「Windy」というアプリがおすすめだということです。無料ですので皆さんも是非使ってみてください。
これから皆さんが釣りに行く計画を立てる際の手助けになれば幸いです。
それではまた!
普通の血抜きじゃ足りない!?魚の熟成について② 適切な処理とは?
こんにちは。KSGです。前回は熟成とは何かということで魚も熟成させた方が美味しくなるということをお話ししました。
前回の記事はこちら
今日は魚の熟成②ということで釣った後の適切な処理についてお話ししたいと思います!
魚を熟成させるうえで一番重要なこと。それは血抜きです!!今日はみなさんに是非「究極の血抜き」というものを知ってもらいたいです。
熟成させる際、長い時で1週間以上寝かせるのですがそうすると気をつけなくてはいけないのが菌の繁殖です。
魚は生ものですから時間が経てば菌が繁殖して腐敗してしまいます。
ですので熟成させるときは必ずエラ、内臓、血などを完璧に取り除かなければいけません。
エラや内臓は誰でも簡単に取り除くことができるのですが問題なのは血です。
「え?血抜きなんてエラとか尻尾の付け根を切って海水につけておけばいんでしょ?それなら私もやってるよ」という方。確かに熟成させないでその日のうちに食べるのであればその血抜きでも十分でしょう。
しかし、熟成させる場合はなるべくこの血を取り除かなければなりません。
通常、皆さんが血抜きを行う際はエラの膜を切って海水につけて血抜きをすると思います。しかしそれでは7〜8割ほどしか抜けず完璧には抜けていないのです。
そこで行うのが究極の血抜きと呼ばれる方法です。
こちらの動画を見てください。
私が熟成というものを知ったのはこの方の動画を見てからです(^^)
究極の血抜きとは、ホースを使って魚の体の血を無理矢理押し出す方法のことです。この究極の血抜きをすることで血を完璧に抜くことができるのです。
やり方については上の動画を見て貰えばわかるのですが一応説明します。
①まず魚の脳天を突いて脳死させます。いわゆる脳締めというやつです。必ず最初に魚を締めてください。でないと生きたまま血を抜かれたり神経を抜かれたりするわけです。魚が可哀想です。
②次に通常の血抜きを行います。エラの付け根を切って海水の中でフリフリさせましょう。海水にドボンとつけてるだけでも血は抜けますが、魚の血はすぐに固まるので動かしていた方がたくさん抜けます。血抜きが終わったらクーラーボックスに入れて持ち帰ります。また、よく尻尾の付け根を切った方がいいとか切らない方がいいとかで意見が分かれますが、究極の血抜きをする場合は後でホースを使って血を全部抜くのでどっちでもいいです。
③次に帰宅してからの作業です。ここからが通常の血抜きとは違う究極の血抜きです。
まず尻尾の付け根を切ります。そして通常の血抜きをする際にエラの膜を切ったと思いますがそこにホースを差し込んで体の血を抜きます。詳しくは動画を見てください。見たほうがわかりやすいと思うので。
④最後にエラと内臓を取り、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
以上が熟成を行う際の適切な処理になります。動画ではホースを使って血を抜く前に尻尾の方から工具を使って血を抜いていますが、工具がない場合はホースを使った血抜きだけでも大丈夫です。あとはキッチンペーパー、新聞紙で魚を包んで適当な袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れて保存しましょう。処理が完璧ですと1週間は余裕で持ちます。
以上、適切な処理についてお話ししました。本当は私が釣った魚で実際にやっているところをお見せしたかったのですが肝心な魚が釣れず、さらにGW開けまで釣りができなそうなので先に紹介させていただきました。今回はあくまで究極の血抜きというものがあることを知ってもらいたかっただけなのでかなり大雑把に説明しました笑。今度魚を釣った時に改めて説明しようと思います。
最後に、今日は熟成させる際の適切な処理ということで究極の血抜きを紹介しましたがこの動画をアップしている津本さんは他にも為になる事をたくさんおっしゃっています。究極の血抜きに興味を持った方、時間があれば是非他の動画も見てみてください!
それではまた!
「釣りたてが1番美味しい!」はひと昔前の話!?魚の熟成について① 熟成とは?
こんにちは。KSGです。しばらく釣りに行けなそうなので今日は熟成についての話を。
このブログのタイトルにもある熟成について、本当は実際に自分で釣った魚で実践しながら皆さんにお伝えしようと思ったのですが肝心の魚がなかなか釣れず…しかもあと1週間近く釣りが出来なそうなので先に熟成について紹介したいと思います。
まず、皆さん釣った魚はできるだけ早く、できるだけ新鮮なうちに食べた方がいいと思っていませんか?
え?何当たり前なこと言ってんの?と思う方も多いことでしょう。
たしかに、「魚は鮮度が命」とよく耳にしますしテレビ番組でも釣った魚を船の上で捌いて食べてるのをよく見かけます。新鮮な魚を食べられるのは釣り人の特権ですよね。
しかし、最近はさらに美味しく魚を食べられる方法が注目を浴びてます。
それが「熟成」です。
熟成とは、釣った魚を適切に処理し低温の状態でしばらく寝かせることです。
よく焼肉屋さんとかで「熟成○○牛」とか目にしたことありませんか?その熟成と同じです。
熟成すると何が変わるかというと食感と味です。
まず食感についてなんですが、皆さん釣った魚を帰ってから刺身にして食べた時、コリコリしてるなって思ったことはありませんか?
魚に限らず動物全般そうなんですが、死ぬと死後硬直が始まります。
よくクーラーボックスから魚を取り出したら体が曲がっていることってないですか?あれは死後硬直で筋肉が固まってるからなんです。
この死後硬直なんですが、ある程度時間が経つとだんだん元に戻ります。つまり、熟成させてしばらく寝かせることによって死後硬直が解ける=身が柔らかくなるのです。
続いて味についてですが、詳しく書くとすごく長くなってしまうので簡単に書きます。魚や動物の筋肉にはATP(アデノシン三リン酸)という物質が蓄えられています。
これは筋肉を動かすエネルギーなんですが生物が死ぬとATPが分解されてイノシン酸という物質に変わります。
このイノシン酸は旨味成分です。つまり熟成させることによって魚の身の旨味が増加するのです。
実際に食べてみるとわかるのですが、熟成させた魚は熟成させてない魚数匹分を凝縮させたかのように味が濃くて美味しいです。
ここまでをまとめると熟成させることによって身が柔らかくなり旨味が増してさらに美味しく食べられるということです。
さて、これで皆さんに熟成の凄さが伝わったかと思いますが、「これって魚屋とか業者の人しかできないんじゃないの?一般家庭でもできるの?」と思った方もいると思います。
たしかに失敗すると魚を腐らせてしまったり、食中毒の危険性があったりします。しかし、適切な処理を行えば誰だって熟成させることはできるのです。
ちょっと長くなってしまったので今日はこのくらいにしたいと思います。次回は魚の熟成②ということで適切な処理についてお話ししたいと思います。正直、この処理が熟成する上で1番重要なので是非読んでみてください!
それではまた!